Seeaudio Neko Int'l Version(インターナショナル版)
Braveryでよく知られるSeeaudioから6BAを使用した上位モデルNekoがリリースされたので無試聴で購入してしまいました
完全に見た目買いです
買ってから知ったのですが、チューニング違いのJP Version(日本向けチューニングモデル)が出るようです
日本発売を待つのもありだったかもしれません
ケーブルにEFFECT AUDIOのCadmusを採用
ちなみに市販のCadmusと異なりフラット2pinコネクタです（フォロワーの方からのご指摘により気付きました）
フェイスプレートに真珠母貝（アコヤ貝とか？）を使用してあり、見た目の美しさが所有欲を満たしてくれます
また、ケーブルにはeffect audioのTerm Xを採用してありアンプ側プラグを変更する事ができます
プラグは3.5mmと4.4mmが付属しており、シングルエンドもバランスでも使えるようになっています
ここらへんの気遣いは流石に10万するイヤホンですね
サウンド
チューニングはニュートラル傾向で厚みがあり
力強い音を鳴らしますが、同時に柔らかさがあり聴きやすいです
ドライバー間のつながりは良好で違和感は特に感じません
6BAであるためか中音域あたりが少々野暮ったく感じる部分もあります
高域は、明るく表現するものの刺さり等はなくキラキラ感も薄めです
中音域は、ボーカルを中心に表現の上手さが光りますね
厚みを感じつつ変な強調とかもなく好感を持てます
低域は、BAなのでどうなのだろうかと考えておりましたが十分出ています
低域が支配的な楽曲で、しっかり出てくれて楽しめました
ただ深さはDDほどはありませんね
優等生的なイヤホンで
楽曲による得手不得手はあまりないように思いますね
まとめ
10万となると選択肢が多くあり
Neko Int'l Versionは普通に良いミドルハイイヤホンという感じで、決め手にかけるのが欠点といえば欠点でしょうか
円安が悪いとしか言いようがないです
国内価格で10万円を切る価格は代理店さんかなり頑張っているなという印象ではあります
JP Versionが存在するのは、もしかするとseeaudio側も個性あるモデルのほうが受けるかもと思った故かもしれませんね
聴いたことがないので憶測でしかないのですが...
個人的にメリハリや力強さがありながらもニュートラルで癖がないサウンドというのはかなり好みです
購入するのには勇気がいる価格のイヤホンではありますが、ぜひお手に取ってみてください
